えんぎ

えんぎ
I
えんぎ【延喜】
年号(901.7.15-923.閏4.11)。 昌泰の後, 延長の前。 醍醐(ダイゴ)天皇の代。
II
えんぎ【演戯】
(1)「演劇」に同じ。
(2)「演技{(1)}」に同じ。
III
えんぎ【演技】
(1)俳優などが舞台で芸を演じて見せること。 また, そのわざ。

「悪女役を巧みに~する」

(2)スポーツや競技で, 一定の方式にしたがって, 選手が演じる技。

「模範~」

(3)いかにもそれらしく振る舞うこと。 いつわりの態度。

「彼女の涙は~だった」

IV
えんぎ【演義】
(1)道理や事実などをわかりやすく説明すること。 また, その記述。
(2)中国で, 歴史上の事実をもとにしてそれを興味深く通俗的に展開させた俗語の小説。 元・明代に盛んになった。 その母胎となったものは, 唐・宋代にかけて発達した講談・芝居その他の大衆芸能である。 「三国志演義」など。 演義小説。
V
えんぎ【縁起】
(1)物事の吉凶の前兆。 きざし。 前ぶれ。

「~がよい」

(2)社寺の起源・由来や霊験などの言い伝え。 また, それを記した文献。

「石山寺~」

(3)事物の起源や由来。
(4)〔仏〕 因縁によってあらゆるものが生ずること。
~でもな・い
縁起が悪い。 不吉だ。 とんでもない。
~を祝・う
よい事があるようにと祝い祈る。
~をかつ・ぐ
吉凶の迷信にとらわれる。 縁起がいいとか悪いとかを気にする。
VI
えんぎ【衍義】
意味を推し広めて詳しく説くこと。 意味を敷衍(フエン)して説くこと。 また, その説いたもの。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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